2024/06/26 22:47
私は若い時からのシャンソン気違いで、今でも疲れて気が沈むと、音曲を聴いたりします。
なかでも一番のお気に入りが、ジョルジュ・ブラッサンス。
その代表曲をこの記事のテーマとしました。
ブラッサンス「わが心の森には」の一節は
クラマールの森にはかわいい花がある
かわいい花がある
ぼくの心の森には仲間たちがいる
ぼくの心の森には……
ぼくの庭の奥ではぼくは有名だ
悪名高い心を持っているからね
その曲を聴いていて、ふと岡本太郎の名が頭をよぎる?
「わが心の森」の仲間にあの強烈な個性を入れちゃえ!
と心の中でつぶやく…
タロウちゃん、あの「芸術は爆発だ!!」で人気の。
わたしは、目下かれの著書に溺れっぱなしの日々、何があったの。
前置きがやたら長くなってしまい、ごめん。
これからがやっと本論。タロウちぁんにも、いい加減にしろと。
岡本太郎(1911-1995)の著書で書斎画廊の所有は
<人間は瞬間瞬間に、いのちを捨てるために生きている>
2008年、息子が私の誕生祝(73歳)のプレゼント
<人と思想 原色の呪文>1966年 文芸春秋
<自分の中に毒をを持て>1988年 青春出版社
あなたは"常識人間”を捨てられるか
<芸術と青春>2002年 光文社
太郎にとって「青春は無限に明るく、また無限に暗い」
パリでの旺盛な芸術活動、交遊、そしてロマンス……
タロウちゃんの母上 岡本かの子の大正の名作
<巴里祭>1945年 新潮文庫
<老妓抄>1950年 新潮文庫
これらは古書店にて購入したと思われる。
これらも勿論再読予定。
さて最後に、太郎の強烈な言葉を!
今日の芸術は うまく合ってはいけない。
きれいであってはならない。
ここちよくあってはならない。
それが芸術における根本条件。
今まで考えられていた「絵はうまく、美しく、快よいものである」
という価値基準とは まったく正反対の意見。
あるいは逆説のように聞えるかもしれません。
「しかし これこそ まことに正しいのです」と。
私がタロウちゃんにぞっこんなわけは
話せばまだまだキリがなく
つづきは書斎画廊で語り合う機会に。
わが心の森もようやく秋支度 絵の展示もautomne流に。