2024/06/23 22:45
アメデオ・モディリアーニ(1884-1917)
今私の机上に二枚の新聞の切り抜き記事がある。
一つは美術評 時代の空気を先取りした画家、「モディリアーニ展」姫路市立美術館。
大阪市の国立国際美術館へと巡回(開催年は、いずれも2008年の夏)。
もう一つの記事は、大阪市がモディリアーニの「髪をほどいた横たわる裸婦」」を約19億円で購入。
自治体が購入した最高額の絵画として、注目を集めるとの記事。モディリアーニの日本での人気、とくに女性の人気はすごい。
モディリアーニ 「ハンナ・ザブロースカ」1917
イメージサイズ47×67cm (仏)アザン社プリント
モディリアーニ 「黒いネクタイの女」1917 (仏)アザン社プリント
イメージサイズ48×62.3cm
モディリアーニは生涯に風景画は、たった二点描いただけ。
すべて人物画、中でも女性の絵がほとんど。
そして異様に長い首と瞳のない目の独自の表現。
モデルはたいてい一人で二人以上の群像はほとんどない。
モディリアーニ 「マリオの肖像」
イメージサイズ41×65cm (英)モダン マスターズ コレクション社プリント
モディリアーニ「Dadie Haydenの坐像」1918
イメージサイズ60×90cm (仏)アザン社プリント
椅子に座ったモデルの場合でも椅子はわずかに手すりのみ、椅子は省略されている。
しかし何の不自然も感じない。
モディリアーニ 「赤い髪の女」1917
ナショナル ギャラリー オブ アート(ワシントン)蔵
イメージサイズ58.5×88.8cm
1917年はモディリアーニの絶頂期、この年125点も油絵を制作した。
1920年の没年を目前に彼の絵画はますます輝きを増し優美になっていく。
モディリアーニ 「ジャンヌ・エビュテルヌ」1918
イメージサイズ50.5×78cm イスラエルのプリント
モディリアーニ死亡の翌日(1920年1月25日)
妻のジャンヌはパリの実家の窓から飛び降り自殺した。
モディリアーニは三十五歳、ジャンヌは二十一歳で一つになる娘が残された。
モディリアーニ 「両腕を広げて横たわる裸婦」1917
イメージサイズ72×56.5cm アザン社プリント
モディリアーニ 「座るヌード」 シルクスクリーン、(米)トップアート社プリント
イメージサイズ19×104cm
足を描くのを好まず、足首、靴まで描きこんだ構図はほとんど無い。
モディリアーニ 「ヌード座像」1918 (米)ショアウッド社プリント
イメージサイズ39.5×62.5cm
モディリアーニ 「若い女性の裸像」 (米)ブルースマクゴー社
イメージサイズ19.3×30cm
モディリアーニ 「青い目の女」 (仏)アザン社プリント
イメージサイズ16×25cm
モディリアーニ 「白いクッションのヌード」 (仏)アザン社プリント
イメージサイズ27×17.5cm
モディリアーニの描くヌードをだれもポルノとは思わないだろう。
しかし確かに挑発的な姿態、肌の質感は衝撃的だが、やはり毛ほどもポルノにあらず。