2024/06/22 16:41
毎日のように失われていく古いパリの街を撮り歩いた写真家。
藤田嗣治やヴラマンク、ユトリロなどが彼の写真を買ったといわれている。
戦前からアジェを知っていた写真家の木村伊兵衛(パリ写真集)も「アジェってのは、ありゃもう名人ですよ。何であんないい写真をいっぱい撮ったのかわかりませんよ。不思議な人です。」と言ってシャッポを脱ぐのです。
私も写真はよくと撮るほうですが、人物の写真が大半です。
これからは失われつつある街の景観にスポットを当てようと思いました。
アジェ、木村伊平衛さんには、とても及ぶべくもありませんが…
だが、忘却の波にさらわれつつある景観は我々の周辺にも、いくつもあるのも事実です。
この写真は伊丹十三のレコードジャケットと 書籍-アジェ「パリ写真集」
及び西村宣造の当社依頼の作品「エッチング オマージュ アジェ
ある日の日曜日」の3点を撮ったものです。
「開高健のパリ」ー 集英社刊は多数のユトリロのカラー図版
と開高健のコメントに感激したしだいです。
書斎画廊がおくる本年第1号の推奨作品と言いたい気持ちです。
彼自身のパリを完成させる「夏の闇」もあわせて再読するつもりです。