2024/06/22 11:43
「父が古い自転車を塗装していたことがあった。
僕が十一歳の頃だ。
第二次大戦のあとで
ようやく新しい自転車が買える時勢になっていたが、
父は古いものを新車並みに塗り替えていたのだ。
僕はそうした父の仕事をよく眺めていた。
刷毛を塗料にひたして次々に塗ってゆくあの壮快さ。
僕は今でもあれが好きだし
その当時も大好きだった。
僕は今でも、一枚のドアを
ただ一面一色に塗るだけで、まる一日過ごせる」
『ホックニーが語るホックニー』(著者:デビッド・ホックニー)
そして、ホックニーはその十一歳のとき絵描きになろうと決心したそうだ。
またこんなことも、その著書で言っている。
「美術教育あってこそ視覚上の感覚・センスが磨かれるのだ。
そして視覚上の感覚が鋭敏になれば
人びとは身辺に美しいものをとり入れるようになる。
逆にそうでない場合には
人々は自分の環境に心を配らない。
このことは、一都市、一国家にとってみても
とてつもない違いをもたらすことになる」と。
私見:彼の室内、屋外を問わず、彼ごのみの原色にみちている。プールの底にまで、デュフィ調の波の記号が描かれている。
自分の住居を大きなアート作品にしてしまっている。
彼の家を訪れた友人たちは、いみじくもいった「病的に興奮した丘の家」と。
彼の家に、生活臭はない。
彼は言う
「大事なことは、家に魂を吹き込むことだよ、僕の家のようにね」と。
そこでインテリアの常識ではありえない、原色の例えば赤いブラインドとか、またはちょっとした部屋のコーナーを
原色の共演を感じさせるインテリア・グッツで構成してみるとか。
すぐ感化されやすい僕の性格は、何かできることはないものかと今はタダタダ夢中なのです。
ホックニー 「三つの青色をもつ昼のプール」 1978年
額外寸 84×84cm
額装価額¥36,300(税込)
ホックニー 「プールと階段」 1971年
額外寸 67×88㎝
ホックニー 「ロサンゼルス オリンピック 1984年」
額外寸 65×90㎝
額装価額¥25,300(税込)
ホックニー 「ビーチパラソル」
額外寸 62×95cm
額装価額¥29,700(税込)
ホックニー 「梨の咲くハイウエイ」
額外寸 90×80cm
額装価額¥33,000(税込)